2014-08-26

ロトスコープ

自分のほとんどの作品はロトスコープでできている。
ロトスコープは実写映像の剽窃であり、アプロプリエーションである。
そしてロトスコープすることにより、そこにある種のパワーが生まれる。
錬金術的に云えば既にあるものの内容を人工的に手を加え、
その様相を一変させるという点に近似している。
卑金属を貴金属へ。時間の採鉱者へ。

2014-08-25

Photo 2014-08-25

2014-08-24

Photo 2014-08-23


2014-08-21

Quotation

生きた動きを石化させて静的なものにしてしまわないためには、
変容の過程に、決して硬く固定した名前を与えてなならない。
—ユング



2014-08-19

ノート

DARK MIXERのメモ
作品を作っていくうちに次の作品のアイデアが浮かぶことはあっても
その作品がその作品自体を変化させるということはあまりない。
変容をテーマとした作品で自分が変容していく様は、
作業法(オプス)としては理想の展開をみせているのかもしれない。

数が増えることにより、体系立ってくるというよりも、
一向に到着してしまわないまま痙攣しつづける塊
のようなものになるとよいと思う。

生まれたばかりのもの、生まれつつある状態、無心と驚きの状態にあるもの
—アンリ・ミショー



2014-08-17

Photo 2014-08-17





2014-08-15

風景の力

人間の思考は、風景の力を借りて一段階上にいける
 
保坂和志氏の「風景の力」というエッセイより。
何らかのアイデアが浮かぶとき、たしかに机の上よりも
風景を眺めている時の方が多いなと思った。

自分に隠された発想を掬いあげる網としての風景というよりも、
風景の側にこそ思考が偏在していて、あるタイミングで
こちらにその思考が潜入するとき、人はそれを自分の
中から出発したアイデアと錯覚しているのかもしれない。